サラリーマンの永遠の宿命
「人事異動」が発表されました
私の会社では半年に一度定期的に実施されます
これまでは人事異動に対して個人的には、イベント的な感じとだけ捉えるだけで、
特段深く捉えるということをしてきませんでした
ただ、ふとこの人事異動という仕組みについて考えてみると
組織が大規模になればなるほど、凄く効果的且つ麻薬のような仕組みだなと思いました
理由
昇格・昇進でサラリーマンとして個人の自己肯定感を高揚させる
人間の見栄を上手くくすぐりつつ、控えめな日本人が恐縮しながら昇格昇進を顕示できる
イベントととしての愛社精神を醸成させている
嫌な職場や人間関係を強制的にリセットさせる装置的役割
どんなに嫌な上司部下でも転勤することで、新たな環境や人間関係を構築でき、
心身ともにリフレッシュすることが出来る
社内のコミュニケーションツール
異動をきっかけに、普段なかなか連絡を取らない社内メンバーにも
人事異動をキッカケに連絡を取れる効果的なツールとしての役割
一種の祭り的イベント
半年経過すれば、また人事異動がやってくるという暗黙知として
一種の祭り的イベントとしての役割
最後に
今回は「人事異動」について考えてみました
ふと考えてみるだけで、単なるイベントではなく、
よくよく考えてみれば、会社の持続可能性を維持するために
生まれた凄い仕組みなんだということに気づくことができました
ある映画のタイトルをもじらせてもらえるなら、
”思考を止めるな”
といった所でしょうか