昨年ローンを組んだ同級生から、以下のような相談がありました
同級生
最近、住宅ローンの金利が上がってきてるけど、変動金利で借りてるんだけど大丈夫かな?最近、銀行から連絡が来て、0.15%上がるって。このまま変動金利で借りていていいのかしら?
との相談が唐突に来ました。
向こう目先で、昨今のインフレや賃金上場も勘案して、日銀は2回ほど金利を
上げるのではとの市場の観測が叫ばれています
金利については、一概に変動がいい、固定がいいとは言い切れないのが難しいところです
個人の家計状況や年齢、家族構成によっても違います
そして、物事何にでも交通しますが、
変動金利、固定金利、それぞれメリット・デメリットがあります
個人的スタンスとしては、以下のように同級生には回答させていただきました
自分
家計の状況を見ながらタイミングを見て一部でも繰上返済可能であれば、近隣の上昇分の影響を抑える事が出来るので、今のまま変動金利を選択。
一方、繰上返済する家計的な余裕もなく、市場金利の変動に一喜一憂する事がなくなる心理面の安定を優先するのであれば固定金利を選択。
個人的には、変動金利の魅力は何と言っても、固定金利に比べて金利が安いことだと思っています
そして、金利が上昇すると返済額がすぐに変わると勘違いされやすいですが、
住宅ローンの変動金利は金利が変化しても5年間は元利均等返済の返済額は変わらず、
返済額の元金と金利の内訳が変わるという「5年・125%ルール」というものがあります
物事には、それぞれ両面あります
金利変動で大事なのは、目の前の金利変動に一喜一憂するのではなく、
外部環境の変化に合わせて、自分のスタンスや家計を見つめ直して、
対応していくことかなと思います