ブログを開始して以降、自分の文章力の壊滅ぶりを嘆く毎日です
そんな自分の文章力を少しでも改善すべく、今回は「新しい文章力の教室」を読みました
社会人を17年もやってきて、職場の上司に文章の「手にお話」や「誤字脱字」は修正されても、文章の構造的に指導してくれる方はいませんでした
加えて学生の頃に学んだ国語の知識は、はるか”いにしえ”
今回、この本を読むことで久しぶりに日本語と向き合った気がします
この本を読めば、文章のプロから書く基本姿勢ははもちろんのこと、自分の癖を見つめ直すきっかけになります
本の構成
ページ数205P
チャプター75
さすが文章のプロが書く本だけあり、読者に分かりやすい表記なので、早い人だと一気読みできると思います
ただ、分かりやすい文章とは裏腹に、その提供してくれる技術は味わい深く、深いです
1回で終わらせるには、吸収しきれない技術が惜しげもなく発信されています
良い文章の定義
この本で定義されている良い文章とは、
ずばり
「完読」されること
筆者は完読される文章=完読されるラーメンと唱しています
「事実」「ロジック」「言葉づかい」の3層構造
事実→ロジック→言葉づかいの順番
事実誤認があったら実用文としては0点
また、ロジックがおかしな文章は、言葉づかいでは挽回できない
3つのレイヤーは取り返しのつかない順序で決まっている
文章は書く前の準備で決まる
主眼と骨子
ロジカルに書くためには、主眼と骨子を立てること
→主眼=テーマ
→骨子=要素・順番・軽重=何を・どれから・どれくらい
5W1H
→事実を揃えるためにも、Who・What・When・Where・Why・Howは重要
気づき
本を読んでいてハッとさせられる箇所や自分のあるある
- 文章を読み返さない
- 文章を構造に還元
- 係り受けを整理
- かなに開く
- 濁し言葉を避ける
- スピード感のある文章
- 知ったかぶりをしない
- 主観の押し付けをしない
まとめ
この本を読んで感じたのは、文章の書き方ひとつとっても意外と基本を知らないってこと
書くこと、話すこと、歩くこと、走ること、呼吸、身体‥‥‥‥‥
数え出すと、キリがありません
この本を読むと、絶賛スマホで見ているニュースの文章表記が気になり出すこと間違いなしです
自分の文章の書き方や我流スタイルを見直してみたい人は、是非とも手に持ってください
私自身、これから何回も読み返していこうと思います