銃教習資格認定申請
昨年から狩猟に出るべく猟師を目指し、現在は猟銃の所持に向けて取り組んでいます。
今回、休暇を利用(※平日受付のみの為)して、銃教習資格認定申請の手続きを半日掛かりで、ようやっと申請してきました。
何故、今回申請手続きに半日の時間が掛かったのか書いていきたいと思います。
必要提出書類
- 教習資格認定申請書
- 経歴書
- 同居親族書
- 診断書
- 申請者の写真2枚(縦3㎝×横2.4㎝)
- 住民票の写し(※本籍地と家族全員の記載必要、発行から3ヵ月以内)
- 身分証明書(※発行から3ヵ月以内)
- 初心者講習修了証明書
第一のつまづき
今日の予定では、普段通っているクリニックに開店時間に行って、サクっと診断書を出してもらい、その足で警察署に提出して、午前中で手続きを終える予定でした。
しかしながら、第一のつまづきが、クリニックが激混みしており、受付から診断書発行までまさかの2時間待ち。受付の際には、1時間くらいですかねと言われたのをまんまと真に受けてしまいました。
ディズニーのような正確な予想時間は到底無理な話でした(笑)
第二のつまづき
そうは言っても、診断書を手に入れ、これで午前中には無事に申請できると思って警察署に出向いたものの、ここでまさかの第二のつまづきが発生。
その最大の原因が、「身分証明書」です。
自分の勉強不足が招いた自体と言えばそれまでなのですが、身分証明書については、私はてっきり運転免許証等の本人確認書類を提出すればいいものと勝手に思いこんでおりました。
が、警察署の受付の方に、本籍地のある場所で発行された「身分証明書」の提出をしてもらえなければ、受付は受理できませんとのことでした。
こうした場合、行政側はお決まりの対応な為、鉄壁のガードを見せてくれます。
「身分証明書」とは
- 禁治産又は準禁治産の宣告を受けていない
- 後見の登記の通知を受けていない
- 破産宣告または破産手続き開始決定の通知を受けていない
こういった機会がなければ、知る由もなく、また触れる機会もない書類でした。
こう言ったことも、行政側で個人情報として登録されているんだと初めて知りましたし、一見平等に見えたり平等を謳う日本社会でも、良くも悪くも、知らない所でしっかり区別されているんだなと感じまhした。
そして、この身分証明書が厄介なのが、本籍地記載の場所でしか発行してもらえないという点にあります。
私のケースで言えば、面倒でしたが住所地と本籍地が何とか行ける距離だったので、往復約3時間掛けて取得し、午後夕方、再度申請しに警察署に向かいました。
面接時の宿題
申請時には面接もあり、その際に言われたのは、素行調査の関係で、会社関係者2名、家族1名の電話確認が後日必要になること。
また、実際に自宅訪問(※平日限定)をするので、家族が家にいる日程について連絡を入れるよう指示を受けました。
今回の銃教習資格認定申請に掛かった費用
- 銃教習資格認定申請8,900円
- 診断書3,300円
- 身分証明書150円
- コピー70円
- 合計12,420円
銃所持への障壁
申請手続きとっても、これだけの行程と提出書類の分かりづらさ。
やはり殺傷能力を有する銃の所持に向けては、相応の障壁があるのだなと感じさせられました。
そんなこんなで、なんとか申請を済ませることが出来ました。
もし、これから申請する方がいて、私のようなボンミスを犯さないよう、このブログが何かの参考になれば幸いです。